訂正

2022年9月記載、2023年9月追記

『死刑選択基準の研究』に誤りがありましたので、以下のように訂正いたします。

 231頁の【1c-5】最判平9年4月28日裁判集刑270号533頁
  (誤) 被殺者1名の事案
  (正) 被殺者2名の事案

 

 記載内容についても以下のように修正いたします。

  (正) 留守宅に侵入して金品物色中、帰宅した主婦に発見され、絞殺した上、現金を強奪し、その際に強姦した強盗強姦殺人2件。常習累犯窃盗により懲役3年6月に処せられ仮出獄中の犯行。遺族の被害感情深刻。

 

関連する死刑判決一覧も同様に訂正いたします。

 いずれも、確認が不十分で大変御迷惑をおかけしました。
 深くお詫び申し上げます。

訂正に向けた対応について

 本来であれば、『死刑選択基準の研究』を改訂する際に修正すべきところですが、現段階で改訂の予定がございません。
 関西大学法学論集に死刑判決一覧を随時掲載しておりますので、その際に訂正をし、説明文を記載したいと考えております。

 現在、出稿済み又は出向予定の原稿が重なっていることもあって、死刑判決一覧を掲載できるのは、2024年初頭になる見込みです。

 速やかに訂正に向けた対応を完了することができないことを併せてお詫び申し上げます。

  →「最高裁において永山事件第一次上告審判決以降令和4年末までに確定した死刑判決一覧」を脱稿し、公表に向けて準備中です(2023年9月)。

 

「最高裁において永山事件第一次上告審判決以降令和4年末までに確定した死刑判決一覧」における事案の番号の変更について

 上記誤りは、被殺者数に関わるものであることから、上記訂正に伴って、当該事案の番号を(新)【2c-11】とすれば、(旧)【2c-11】以降は全て判決順が1つずつ繰り下がることとなります。また、(旧)【1c-5】が削除されることにより、(旧)【1c-6】を(新)【1c-5】とすれば、(旧)【1c-6】以降は全て判決順が1つずつ繰り上がることとなります。
 これらの対応を執ると、『死刑選択基準の研究』をはじめとする拙著及び拙稿における検討において記載した事案の番号ともずれることとなってしまいます。
 このような不都合を避けるために、【1c-5】を削除した上で、同番号を廃番とし、【1c-6】以下については、事案の番号を変更しないこととします。また、(旧)【1c-5】は、【2c-10】及び【2c-11】の間に挿入して、新たに【2c-10の2】として付番し、【2c-11】以下については、事案の番号を変更しないこととします。

 最判平9年4月28日裁判集刑270号533頁
  【1c-5】 →→→→→ 廃番
  【2c-10の2】 →→→ 【2c-10】及び【2c-11】の間に挿入

 このように分かりづらく不格好になってしまったことと重ねてお詫びいたします。
 今後、拙著を改訂する機会があれば、その際に付番をやり直して整序することを検討いたします。